◆ 20を超える”児童福祉施設”関連団体が要望書を提出
医療業界だけでなく介護業界にも慰労金支給の閣議決定直後に、上記要望書が提出。異例とも言える20団体を超える児童福祉施設関連の大連名。
これが4月27日に提出されたもの。通常は右上の保育三団体が連名で意見書や要望書を提出。
◆ 慰労金が欲しいのではなく、全ては働く職員を守る為
一件「慰労金を保育業界にも欲しい」と思われがちだが、慰労金はあくまでも「明確な形に見えるもの」であり本来の目的は…。
実際に何名かに話を伺ってみた内容をまとめると上述の3つがメインになります。その中でも③については現場の保育士たちの為に動いたという経営陣たちの想いが込められています。
◆ この3か月間の保育士が受けてきたこと
実は保育士ならびに保育士団体が今回、声をあげたのは「医療介護に向けた慰労金」ではなくこの3か月間で上記のようなことが実際に起きていたことが大きな要因です。
実は上記5項目はいずれもTwitterなどのSNS上で保育士たちの間でも不満が溜まっており、それでも「他の業界もみんな大変な中頑張っている」という気持ちで仕事をしていたのに・・・
厚生労働省の管轄の下で働いている私たちには最後まで慰労の言葉どころか名前すら上がらなかった。
これがおそらく多くの現場で働く保育士たちの気持ちではないでしょうか。
そこで今回は「慰労金」という明確な形で国に対して意見ではなく要望という強い形で声をあげることになったのです。
◆ だいすけは違う形で意見を述べていた。
以下が私が展開していた持論です。
(Twitterでかなり拡散されていたようなので見た人もいるのかな???)
でもこれは「個人」の持論であって、今回の要望について「意見は必ず発信するべき」には賛成であり、何より保育団体が働く保育士たちの為に立ち上がったという部分に今回は凄く意義があると思っています。
◆ 最後に・・・
今回の要望書は「保育業界として起きていること」という共通認識をもつ必要があります。すでにSNS上では拡散されていることで保育業界以外の方にもこの要望書は目に留まっているはずです。
「私は知らないよ?直接署名したわけじゃない」という意見もあるかもしれませんが・・・この連名に含まれている保育団体に勤務している保育園が所属していれば、それはそこに所属している保育士の意見でもありますし、実際にこのような動きが保育業界で起きていることは把握しておく必要があります。
なので今回のこの要望書については保育士一人ひとりが保育業界の共通認識として理解しておいて欲しいと思っています。
でも・・・
◆ おまけ・・・
「私たち現場の保育士はこのことをSNSで拡散されるまで知らなかった」という人も少なくないと思います。
個人的には・・・
確かに2次補正予算案まで時間がなかったとは言え・・・この連名に含まれていない保育団体も加えて欲しかったですし
全ての保育園で働く保育士一人ひとりにこの要望書が厚労省に提出されたことを周知する仕組みが出来ていたらもっと素晴らしいことに繋がるのではないかと思っています。
※加盟団体など、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。